2012年1月30日月曜日

昨日の大阪国際女子マラソン、重友さんの走りはすばらしかったですね。
例年沿道で応援するのですが、昨日はなんとなく腰が据わってしまいTV観戦でした。
今朝の新聞を見ると、表彰式直後のなかなか可愛い笑顔が写っていたので、
ふとデッサンしてみようと思い立ち、エンピツを握って見ました。
人物は苦手意識があってふだんほとんど描かないんですがね。
小型スケッチブックにHB1本で描いたので、邪道かもしれません。


いずれにせよ、やっぱり似せるのは難しい・・・
本当はもうちょっと良い顔で写っているんですがね。

2012年1月15日日曜日

三井寺と三橋節子

大津京(JR)~三井寺~三橋節子美術館~山科~蹴上~四条河原町(阪急)を歩いてきました。

三井寺(西国14番札所:園城寺)と言えば、広重の浮世絵「三井の晩鐘」が有名ですが、金堂に面したこの鐘楼(重文)は、環境庁の「残したい日本の音風景100選」にも選定されています。
この寺にはもう一つ有名な鐘がありますが、弁慶が奪って比叡山へ引き摺り上げたといわれている「弁慶の鐘」がこれ。(写真)
鐘楼の鐘はこれに倣って造り直したものだとか。


寺を出て山側へ歩くこと10数分で、今回のもう一つの目的地「三橋節子美術館」に到着です。
ご存知の方も多いと思いますが、彼女は鎖骨腫瘍により片腕を切断。
しかしその後も絵を描き続け、自分の死と向き合いつつ、幼子のために何冊かの絵本を残します。
昔「湖の晩鐘」「花折峠」などを見た時の強烈な印象が、未だに強く残っています。
10分ほどのビデオを見てから、展示室へ。
彼女は、小川に横たわる自己の涅槃像(静かに、でもどこか優しさが漂う)を何枚も書いているんですよね。
がんとの”闘い”は、おそらくすでに終わっていたのでしょう。
「たとえ死んでも、私はあなた達を見守っています」という精一杯のメッセージだったのではないでしょうか。
二人の幼子へ宛てた最後(死の1週間前)の手紙は、途中で涙が出そうになって、最後までちゃんと読めませんでした。
彼女の描いた「三井の晩鐘」はこれです。(写真)

2012年1月5日木曜日

絵馬展

毎年、新春に(社)日本商環境設計家協会等が主催する、チャリティー絵馬展が開かれます。
私もこれに出品するようになってから、もう10年近くなるでしょうか。
ことしもまた、おとそ気分の抜けやらぬ時に、大慌てで絵馬板に向かいました。
かっこよく”筆を走らせ”と言いたいところですが、実は筆を持つのも1年ぶりで、手がいじけてしまってなかなか思うように描けません。
特に1枚目の「長命寺」(昨年11月に行きました)の着色には苦労しました。
途中で失敗かもと思いつつ、それでも懸命に修正をほどこし、なんとか形にはしましたが、悪戦苦闘の跡が残ってしまったかも。(^^;


2枚目は、この正月に行った「那智の滝」。
これも満足度はまだまだですが、1枚目よりはスムーズに筆が進みました。
でも、まだぎこちない(^^;


どちらも写真では良く見かけるアングルです。
自分で写した写真を見ながら描きましたが、そういう意味ではオリジナリティに描けるかも(^^;

もし購入を希望されるなら、入札制で値が決まって(要は紙片に値を書き込んで投票箱へ入れると、後日結果通知が届きます)、本イベントの余剰金はすべて「大阪府福祉基金」に寄付されます。
・開催期間:1月7日~14日まで(10時~20時、最終日は18時まで)
・場所:大阪天満橋の京阪シティーモールの2階(大川側レストスペース)
近くに来られたなら、冷やかしでもけっこう、立ち寄っていただければ嬉しいですね。
もっと上手な作品もたくさんありますから、それを狙っていただいても結構ですヨ。

2012年1月2日月曜日

青岸渡寺

数年前には熊野古道でもちょっと厳しいと言われている大雲取・小雲取を越えて、那智山青岸渡寺(西国1番札所)に行き着いたこともあったですが、今回は、ご朱印を頂くのが主目的。
正月のレジャーも兼ね、一家6人で、初詣のあとは勝浦温泉に泊まり、翌日は白浜のアドベンチャーワールドで遊んできました。

国道42号線から那智山へ向かう道に入ると、川筋には昨年の豪雨(台風12号)で流れ下ったきた大石がごろごろ。
ぺしゃんこに潰れた家が屋根だけを残してそのまま放置されていたり、地滑りのあとで痛々しい山肌が露出していたり・・・ここを訪れるのは3度目ですが、景観がすっかり変わっていました。
七曲の道も路肩が崩壊、一方通行の個所もあり、渋滞で焦りが・・・やっと、土産物店の駐車場に車を止めたのですが、店主が言うことには、大雨の時には前の道も濁流となり魚が跳ねていたとか。
那智大社や青岸渡寺も相当な被害があったようですが、こちらのほうはほぼ元通りに復元されていました。
初詣を済ませて、杉の大木が茂る石段を下り那智の滝へ。
滝壺周辺には変則的に多くの大岩が転がり、なぎ倒された木々もほとんど手つかずのままでした。



半島に突き出たホテル浦島に行くには、駐車場からマイクロバスと船を乗り継ぎます。
有名な洞窟風呂には孫(2歳半)も一緒に入りましたが、湯に潜るのは平気ですね。
何度も潜って喜んでいたので、のぼさないかと心配しました。^^
バイキング形式の夕食は、温泉旅館らしくない気もしましたが、若い人にはたぶんこのほうが良いのでしょう。
昔は良く食べたものですが、近頃はそこそこにしておかないと、夜、胸やけがしていけません。
翌日のアドベンチャーワールドではお決まりの探検列車に乗り、後はパンダとイルカショー・・・それなりに楽しめたけど、孫の守もしながら、車での強行軍。運転は息子と交替でしたが、帰路は途中20数キロの渋滞に巻き込まれ、どっと疲れました。

2012年1月1日日曜日