昨年は「泌尿器のがん」というセミナーがありましたが、
今年はちょっと切り口を変えて「男性のがん」というセミナーが、秋葉原でありました。
司会はTBSテレビ報道局解説室の小嶋さんで、精巣腫瘍の講演は京都府立医大の三木先生。
前立腺がんの講演は東京厚生年金病院の赤倉先生。
トークセッションには、精巣腫瘍の患者(鈴木さん)と前立腺がんの患者(私)が
これに加わるというスタイルです。
三木先生の精巣腫瘍の講演も熱の入ったものでしたが、ここではノーコメント。
赤倉先生は「間欠療法」の第一人者としても良く知られている方で、
「前立腺がんの最新治療法」に関して、非常に充実した講義をしていただきました。
前立腺がんのセミナーと言えば、これまでは「初級編」に終始することが多かったのですが、
このたびは始めて手ごたえのある話が聞けました。新薬情報もそのひとつです。
薬の承認を早めるには、やはり患者の声が一番だそうですね。(これは控室の雑談だったかな)
講義の模様(ビデオ)は下記のサイトで公開されていますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。
http://cancerinfonavi.extide.mediasite.co.jp/Mediasite/Catalog/pages/catalog.aspx?catalogId=47f5c915-f2b6-41b4-af7c-1865a22d2626
私の出番はトークセッションだけだったので、何も準備はしていなかったのですが、
精巣腫瘍と前立腺がん共通の問題として「就労」と「性」の問題が取り上げられました。
いずれの問題も、年齢層の高い「前立腺がん」より、若い患者さんの多い「精巣腫瘍」に深刻なテーマですよね。
「就労」といわれても私は自営業(形だけは社長でしたが)だし、
「性機能」のみならずパートナーとの関係までつっこんで聞かれても・・・
いやぁ~ともかく冷や汗が流れました。(^^;
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