日本医療政策機構が主催する「がん政策サミット2012秋」に、ひょうごがん患者連絡会の理事という立場で参加してきました。
「がんサミ」は、これまでは東京で開催されていたのですが、今回初めて地方都市(奈良県橿原市)での開催となりました。このたびの開催にお骨折りいただいた皆さま。ほんとうにありがとうございました。
この「がんサミ」は「がん対策に関わりのある」全国の患者、支援者、医療者、行政、議員などが一同に会し、がん対策の問題点やその方向性を話し合う場と言えば良いでしょうか。
当日のプログラムを見ていただいた方が判りやすいと思いますので、その中から主なものを紹介しておきます。
(けっこう内容はハードで、じっと座っていると尻が痛くなってきました。)
10/6 タウンミーティング 「地域に最適ながん拠点病院制度とは」
10/7 各種講演
・「都道府県計画への期待」 門田さん(がん対策推進協議会会長)
・「新たながん対策推進基本計画の考え方」 岡田さん(厚労省がん対策推進官)
・「県計画策定に向けたポイント」 今井さん(保険医療科学院統括研究官)
・「評価、指標、計測のための調査とは」 宮田さん(東大医療品質評価学講座准教授)
・「がん対策、国立がん研究センターの取組」 掘田さん(国立がん研究センター理事長)
グループワーク:みんなの声を計画に反映させる
10/8 「患者活動と企業の情報公開について」 日本製薬工業協会
「米国の患者アドボケート活動について」 ポーラ・キム PanCANリーダー
2007年から始まった「がん対策推進基本計画」が5年目の見直し時期を迎え、今年6月に「第2期がん対策推進基本計画」が定められました。それを受けて各都道府県でも「がん対策推進計画」の見直しが行われようとしています。
兵庫県からは議員、行政とも不参加であり、患者意識との間にかなりの開きがあるような気もしないではありませんが、今回の「がんサミ」で勉強できたことを、今後の兵庫県との打合せにも生かしていければと思っています。(両サイドが欠けてますが)
昼間の疲れを癒し、明日への鋭気を養うため?2日間に渡って有志の親睦会(いずれも2次会付)が開かれましたが、久しぶりに飲みすぎたようです。
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