まずは、近鉄「藤井寺」で降りて約5分、小雨降る中を十一面千手千眼観音(国宝)で有名な「葛井(ふじい)寺」へ。
地元で「観音さんの日」といえば18日のことで、境内には屋台も出るし、観音さんも御開帳される日です。
千手観音と言っても普通手は千本もないのですが、行基開眼というここの千手観音は小手が1000本、大手が40本あるといいます。期待していたのですが、厨子の扉は空いていたものの、うす暗いので手は数えられませんでした。(^^;
近鉄で「飛鳥」に移動すると、うまい具合に雨も止んできました。
飛鳥は何度か来ているので飛鳥寺、石舞台などもあっさり通過し、そのまま「岡寺」へ。
ここの本堂は予想以上に格調がありましたね。中に入るとでかいご本尊が鎮座しておられ、その迫力に圧倒されます。塑像(土で作った仏像)としては日本一だそうで、どこかインド風の面影が漂っているように思われました。
さてこの後は、近鉄テクテクマップを頼りに、山越えルートで多武峰の談山神社へ。
山道のとっかかりが判りにくかったのと、山道が狭くぬかるんでいるところも多かったので、ややてこずりました(^^;
藤原鎌足を祭っている神社ですが、神社にはめずらしく十三重塔(重要文化財)があります。
神仏混淆の名残りでしょう。
本殿はあいにく工事中で丸太の足場が掛っていましたが、拝殿の外周廊下の風情はなかなか良かったですね。
また降り始めた雨の中を多武峰バス停へと向かいました。
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