リレーフォーライフとは、サバイバー(がん体験者)を称えながら、夜通し歩き続け、がん患者支援のチャリティー募金を集めるイベント。
「年に一度の出会いが楽しみ!」というサバイバーも多く、笑顔がはじけ、ルミナリエセレモニーのようなしんみりする場面や、抱き合い感涙にむせぶ場面はあっても、がんと言う言葉から連想するする暗いイメージはほとんどない。
屋台もあれば講演会やステージイベントもあり、私が提言し、まとめ役をしている「キャンドルラン」という「12時間走」は、ここ「RFL芦屋」の特徴の一つにもなっている。
キャンドルランの参加者は275人、チーム参加によるリレーがほとんどだが、12時間を一人で走る兵も居て、愛知県から参加したおりちゃんもその一人。
朝日放送の報道番組「キャスト」が、彼女を追いかけながらキャンドルランの模様を伝えてくれた。
ドキュメントとしては良く出来ていたけど、全貌を伝えるのは中々難しい。
思いっきり単純化してお伝えすればこんなところか。(^^)>
スタート前のおりちゃん。来ているTシャツは若年性がんサバイバーの会「OUTLET」のもの。
RFL芦屋にはすでに何度か参加してくれているけど、単独走での出場はこれが初めてだ。
23歳の時、ホジキンリンパ腫を患う。「覚悟してほしい」と親に告げられていたことを最近知る。
髪が抜け、顔もむくんだ闘病中の写真・・・だけど笑顔。すごいね ^^v
「生きるほうに向かっているのか、死ぬほうに向かっているのか判らなかった。」
阪神電車の高架から会場を見下ろしたところ。
これは西半分で東半分には各チームの持込みテントが林立している。
「キャンドルラン」スタート直後。
ランナーは午後8時30分から翌日の午前8時30分まで走り続け、走行距離に応じて募金を行う。走れば走るほど募金額が増えるのだが、喜んで協力してくれるランナーがたくさん居る。
感謝!の一言・・・ほんとうにありがたい!
トラックに沿って並べられた灯篭(ルミナリエ)の中を走り続けるランナー達。
後ろにサバイバーの手形を押したフラッグが見えている。
「HOPE」の文字が一晩中輝き続けている。
雨が心配されたが、夜空には半月が昇り、星も輝いてきた・・・天も味方してくれたか。
日が昇ると一転暑くなる! 「頭から水でもかけないとやってられねぇ~」
子供は元気だ。
見守る笑顔がステキ。
12時間経過、ゴール直前でハイタッチするおりちゃん。
ゴール後、「グランドの中で8年分泣いた」・・・おりちゃんのブログより
現在行われている各地のリレーフォーライフはリレーウォークが標準だが、その始まりは米国の小児科医が24時間トラックを走り続け、がん患者支援の募金を訴えたことが発端。
RFL芦屋のキャンドルランはその原点に一番近い形と言えるのではないでしょうか?
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