舞子(神戸)からバスに乗り、大師像前で降りたのは13時半でしたが、始めは満席だったので、杖を網棚に乗せたのですが、一瞬忘れそうな厭な予感がしたのですが、案の定その通りとなりました。(^^;;;
降りてから気が付き、慌ててバス会社に連絡、先のどこかの停留所で受け取りたいと言ったのですが、有人の停留所は室戸ぐらいで、それも時間帯によっては無人となるので、受取人払いで自宅に送るしかないとのこと。結局、お大師さんの道連れはないまま歩く事に(^^;;;
功徳のないのは止むを得ないとしても、罰があたらなければ良いのですが。
これは、この地で修業をなされた、青年時代の大師像です。
ここまでデカイのを建てずとも良さそうに思ったのですが・・・
大師像から数分で、御蔵洞に到着。司馬遼太郎の「空海の風景」を読んだのは何年も前なので、あまり覚えていないけど、確かこの洞穴に籠って修業をなされ、星(光)が口に飛び込んで、悟りを開いたとか。(うろ覚えなので間違っているかも)
海岸辺だった洞窟も、現在はその間に国道が走っている。
国道から山道に取りかかると、大きなフキのような植物が所々に。これはなんやろ。
こんな感じの山道を、標高にして約160m登る。着込んだままだったので、背中に汗がじんわり。
24番札所、最御崎寺(ほつみさきじ)に到着。門松などの正月飾りがしてあった。
止まると急に汗が吹き出してきて、上はフリースに半袖の白衣のみとする。
本堂。この右に多宝塔、左に太子堂がある。お線香やローソクは大抵省きますが、ちゃんとそれぞれで納札とお賽銭を入れ、お経を唱えます。
山道でみた植物の名前がここで判明。くわずいも!・・・お大師さんが食えないと言ったとか。
海沿いに北西に進みます。トンビが悠々と輪を描いてます。昔は近所でも良く見かけた気がするのですが、最近はとんと見かけぬようになりました。
左手に光る海をみながら進みます。
あちこちで小型漁船をたくさん見かけました。
24番から6.5kmで、25番津照寺(しんしょうじ)に到着。
船の大漁旗のような幟がはためいていましたが、こんな寺はめずらしいのでは?
これは鐘楼門で、この奥に本堂があるのですが、現在は工事中で、本堂の拝観は出来ません。
右手にある太子堂にご本尊を移しているとのことなので、ここのお参りは一か所のみでした。
写真の旗竿の左に梯子のようなものが見えていますが、資材の荷揚げ用のレールです。
手を清める手水舎もなかったので、たぶん、この奥にあるのでしょう。
この辺りで良く見かけるのがこの花です。葉は大きなアロエのようですが、いかにも南国っぽい感じがしますね。
みかんなどのかんきつ類が普通に道端に植えられています。ちょっと手を伸ばせばいくらでももぎ取れるのですが、だれもそんなことはしないようですね(^^;
そろそろ日も傾き始めてきました。
金剛頂寺の宿坊はうわさでは良さそうなので、泊まりたかったのですが、正月はやっていないと言われ、その手前の民宿泊まりとしました。正月料金で(競争相手がお休みだから?)1000円ほど割高となっていました。(^^;
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