健康食品の販売会社(キトサンコーワ)が薬事法違反で捕まることは珍しくないが、
その効能を記した本の出版社側(元社長と3人のフリーライター)も同罪幇助容疑で逮捕された。
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201110060019.html
「がんに効く」と偽って、ブツ(「キトサン」などの成分を含んだ錠剤)を高い値で売り付けていたのは、がん患者の弱みに付けこむ商法で、ほとんど詐欺と変わらないが、
はたして出版元まで取り締まる必要があったかどうか。
巷には、実際、怪しい「健康本」が溢れかえっており、これらも取り締まりの対象になるかというと、言論・出版の自由との兼ね合いで、話はまたややこしくなってくる。
暴力団排除条例では、暴力団に部屋を貸した家主もそれなりの責任を問われるようだが、
これと構図は同じ?
このたびの逮捕は、「健康本」出版社の自主規制を狙っての見せしめかも。
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