8/6(土)、大阪ブリーゼプラザ小ホールで行われた「もっと知ってほしい子宮頚がんのこと」に参加してきました。
ティール&ホワイトリボンプロジェクト、MBS「VOICE」、キャンサーネットジャパンの三者の協力によるイベントです。
声帯の手術後、まだ日が浅かったので、CNJのスタッフとしての参加というよりは、半ばお客さんとして足を運び、デジカメ撮影のお手伝いをしながら、演者の話を聞かせていただきました。
患者の体験談としては、23歳で子宮頚がんを患った阿南里恵さんの話が胸を打ちました。
独身女性が子宮を取られる・・・そして抗がん剤治療に耐え、放射線治療も受けるわけですから、我々オヤジ(ジジイ?)の前立腺がんとは、悲壮感も違えば、病と立ち向かう覚悟も格段に違いますね。
抗がん剤の副作用で丸坊主となった写真も見せてくれましたが、すごくかわいくてすてきでした。
お医者さんの話のほうは、国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 濱島ちさと先生。
スクリーニングの手法や公衆衛生学がご専門の方だけあって、検診に関しては詳しい解説があったのですが、ワクチンの話は時間の関係で省略となりました。
また、診断や治療法に関しても、もともと専門外ということもあって、特に触れられませんでした。
もう一人別に婦人科の先生がおられてその辺の解説をされるのなら、それでも良かったと思うのですが、「もっと知ってほしい子宮頚がんのこと」から期待する講演内容としては、範囲が狭すぎると言うか、ちょっと物足りなさを感じました。
タイトルが「もっと知ってほしい子宮頚がん”検診”のこと」なら、濱島先生お一人でも良かったと思うのですが。
8/8のMBSのニュース番組「VOICE」では、上記の模様が紹介されました。
司会が「VOICE」のキャスター高井美紀さんでしたから、これは当然でしょうね。
MBSのHPにも紹介されています。
http://www.mbs.jp/voice/jump_over/
子宮頚がんの予防に必要な事を一口で言うなら、
「10代ではワクチン、20代以上では検診を!」
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