7月27日から入院していましたが、7月30日に無事退院できました。
4日間の入院でしたから、あらかじめ聞かされていたより、ちょっと早かったですね。
手術の前には、「ひげを剃らないと」と言われて焦りましたが、まあなんとかなりました。
入院中の暇つぶしにと思って、急いで文庫本を4冊買って持ち込んだのですが、そのうちの3冊は(司馬遼太郎「峠」上・中・下)すでに読んだ本でした。
良くあるんですね、こういうことが(^^;;;
当初、聞いていた病名は「喉頭腫瘤 右声帯ポリープ」
全身麻酔で「直達鏡下喉頭微細手術(ラリンゴマイクロサージェリー)」を受けたのですが、術後の説明はこんなぐあいでした。
・切開すると粘液が出て来た
・嚢胞全体を取ると声帯が小さくなりすぎるので、袋は取っていない(←ええんかなぁ?)
・良性だから心配はいらない
声を出してはいけないので、こちらからはあまりつっこんで訊けません(^^;;;
ネットで調べてみると、どうやらこれは「声帯嚢胞」という病名のようです。
退院後も5日間は自宅養生(抗生物質と消炎鎮痛剤を飲みながら)で発声禁止と言われていました。
筆談っていうのもめんどくさいですね。
こっちが書いた字を、ヨメさんに見せても、まずは老眼鏡を取りに行きますから・・・
まあそれほど重要な話があるじゃなし、ほとんど「首振り」か手話のまねごとで切り抜けました。
今日(8/4)無事に発声の解禁日を迎えました。
時々、うっかり返事をしてしまうこともあったので、声が出ることは判っていたのですが、調子のほどはわかりません。
ものは試しと、仏壇の前に座り、般若心経を唱えてみたところ、特にひっかかりもなく声が出たので、まずは一安心。
以前は高音域がまったくだめで、♪ドレミファソ・・・ ぐらいから擦れ始めて 、後はほとんど出なかったんですが、小声で音階を歌ってみると、1オクターブ半ぐらいは出るみたい。(^_^)v
音を延ばすと擦れて途切れやすかったのも、かなり引っ張れるようになりました。
ただ、声色はやっぱりこれまで通り・・・「オッサン声」。
若かりし頃の美声?が戻るかと思ったんですが・・・高望みだったようです。
数週間、場合によっては数ヵ月かけないと効果がわからないケースも多い・・・と聞いていたので、すぐにこれぐらいの効果が出ているなら、ひとまず手術は成功だったんじゃないでしょうか。
まだしばらく大声は出せませんけど、これで日常生活に不自由はなくなりました。
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