2012年11月11日日曜日

六甲を越えて藤原紀香写真展へ


宝塚を昼前にスタートし、お決まりのコースで東六甲を縦走。
期待した紅葉は、所々に小規模な見どころはありましたが、まだ「おぉっ!」と感動するような風景ではなかったですね。今月の下旬にならないとだめかも。
せっかく持っていったデジカメですが、数枚写しただけで、”メモリーが一杯”という表示が出て、後は写せなくなってしまいました。これまでの写真がだいぶ溜まってしまっているようですが、これっていったいどうして消せばいいんだろ?(焦)
下は最初に写した写真で、三菱電機が主催する縦走大会のゴール横断幕。「全山縦走」となっていますが、今年から?新神戸からスタートしここ宝塚の塩尾寺下広場がゴールの半縦走になったとのこと。私とはちょうど逆方向なので、途中数百人とすれ違いました。知人のウルトラランナーともばったり(笑)。



普通は三宮をゴールにしているのですが、今日は海岸通りのギャラリー(藤原紀香写真展)まで足を延ばしました。
藤原紀香さんの写真展は、ちょうど昨日、ニュースでチラリと紹介されていたんですよね。
写真展だけが目的ならこんなに遠回りはしないのですが、足腰が弱りすぎないように、たまにはトレーニングもしておかないとね。(^.^)>
藤原紀香さんと言えば、スタイルの良い女優というイメージぐらいしかなかったのですが、このたびの写真展を見て考えを改めました。
カンボジアや東ティモールの子供達の写真が多かったのですが、このタイミングでこれだけの笑顔を切り取れるということは、子供たちがよほど紀香さんに、心をゆるしていたということでしょう。
どの子もすばらしい笑顔で、涙が出そうになるほどステキです。
しかし、笑顔で手を振っている子は、二の腕から先がない。
コーンで仕切られた、地雷原の細い道は通学路。
余計な描写を極力捨てて、くったくのない子供の表情と輝く瞳を切り取ることで、戦争を抱えた社会の歪と悲惨さが余計にクローズアップされて見えてくるんでしょうね。
(この写真はご本人のブログより拝借しました)



女の子の顔に近寄ってみると、うるんだ魚眼レンズのような瞳の中に、カメラを構えたが紀香さんが写っていました。
ギャラリーを出るともうあたりは完全に夜。汗に濡れたまま冷えてくるといけないので、ウインドブレーカーの下にフリースを重ね着。ブランドショップのオシャレなショーウインドゥをみながら、急ぎ足で旧居留地を通り抜けましたが、このあたりも昔とはずいぶん変わってしまいました。街並みがきれいになって若い人が増えるのは良いことだと思う反面、どこか昔の風情をなつかしく思ってしまうのは、私もそこそこ歳をとってきたせいかも知れません。

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