2013年5月20日月曜日

箱根

前日は小田原泊。早朝に宿を立ち、箱根登山電車でまずは湯本まで。久しぶりにスイッチバックを体験。ここからはケーブルカーとロープウェイを乗り継ぎますが、天候が悪く、大湧谷を跨ぐ間も、硫黄の臭いはすれど、もくもくと湯気のあがる噴気も、降る雨に霞んでほとんど見分けがつかないほど。

一気に芦ノ湖桃源台に降り立ったものの、雨のせいで湖畔の散歩もままならず、おとなしく「海賊船」に乗り込む。

船室の窓ガラスは水滴が流れ落ち、景気もほとんど見えないので、3階の展望デッキに出てみる。
箱根町港を経由して(入港時の写真)、下船したのは元箱根。

成川美術館に立ち寄ると平山郁夫と平松礼二の展示をやっていた。平松礼二は知らなかったけど、なかなか印象に残る画風で、これもご縁でしょうか・・・タイミング良く見れて運が良かったと思いました。美術館で驚いたのはラウンジからの展望。大きなガラスの向こうに芦ノ湖の景観が広がり(霞んでるけど)晴れた日には赤い鳥居の後方に富士山もバッチリだとか。

これは参考まで。まったく雰囲気が違いますね(苦笑)

美術館を出て、箱根の旧街道を歩きはじめます。雨はやや小ぶりになってきたかな。

石畳の道をしばらく登ります。バッグを持って傘を差すと両手がふさがり、写真も撮りづらい。

濡れた石畳は要注意。脚元も革靴なので下りにかかるとすべらないかと気を使います。ある程度道幅があるので、それなりの準備さえあれば走れないこともなさそう。

30分ほど山道を歩いて甘酒茶屋に到着。旧道は湯本まで通じているが、時間的な事もあり、ここからバスに乗ることに。藤の花と茅葺の屋根がうまくマッチしていて、内部には囲炉裏の火が燃えておりちょっとレトロなかんじ。餅を食ってると急にバスがやってきたので、大慌てで飛び乗りました。

箱根湯本に到着。駅前で昼飯を済ませてから(観光客が多くだいぶ待たされました)、今日これからお話をさせていただく会場の吉池旅館に向かいました。

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