2012年11月14日水曜日

秋の京都

3ヵ月検診でK病院へ出かけました。今回から、検査結果がその日すぐに判るようになったのですが、PSAは前回の2.9から3.3に上がっていました。ここ数回、ほぼ一定のスピードで上昇を続けており、来週から転移検査(CT&骨シンチ)が始まることに。なにか映れば黒が確定ですが、映らなくとも白とは言えない。なんともすっきりしない検査ですが、今後の方針を考えるためにはやはり避けて通れない検査でしょう。

帰り道は少し遠回りになるものの、秋の京都散歩と洒落込むことに。
雲行きが怪しいとは思っていると、平安神宮あたりでパラパラと雨が降り出しました。
気分的には平常心のつもりですが、この冷たい雨はアタシの深層心理を現わしてるのでしょうか?
平安神宮から少し下がった橋からは、両岸の紅葉がちょうど見頃を迎えていました。東山の向こうの空は晴れているように見えるけど、頭上には雲が覆いかぶさり、目には見えにくいほどの細い雨足だけれど、川面にはたくさんの雨滴模様が広がっていました。
左手奥が京都市立美術館になります。

これは、青蓮院の少し先、知恩院の手前あたりにあるマンションです。デザイン的にはガラス手すりの処理がすっきりしており、周りの和風建物との釣り合いも良く、紅葉の枝ぶりもその気品をアップさせていました。

円山公園にある池の端でも、紅葉を背景に写真撮影する人がたくさん居ました。

高台寺近くまでやってきました。秋の観光シーズンですから、多少怪しい天気でも人の流れは途絶えることがありません。この辺りから駅(四条河原町)に向かう予定でしたが、八坂の塔に惹かれてもうすこし足を伸ばすことに。

おっと、結婚式の記念撮影でしょうか。幸せそうなお二人だったので、どさくさまぎれに後方から写させていただきました。雨はまだほんの少々振っていたと思うのですが、この頃から傘を畳む人も増えてきたようです。

八坂の塔です。良く見かけるアングルですね。

ここまでくれば清水さんもすぐですが、時間的な事もあるのでまたの機会に。ここで引き返して駅へ向かいます。祇園に差し掛かるころには日が落ち始め、茶屋の門門にも灯りが点り始めました。雨は完全に止みましたが石畳は濡れたまま。

今年一番の寒気が接近しつつあるとかで、日が落ちると同時にかなり冷え込んで来ました。これは鴨川に架かる四条大橋から北山方面を望んだところ。夏は夕涼みのアベック(古い?)でにぎわう一帯ですが、季節、時間帯によって雰囲気がまったく違いますね。

神社仏閣には立ち寄らず、ありきたりのコースを通り抜けるだけでしたが、秋の京都はそれでもやはり値打ちがありますね。(^^)v
古都が身近にある・・・関西に住んでいて良かったと思うことの一つですね。

2012年11月11日日曜日

ストレッチ


昨日の六甲縦走で(半縦なのに)今日はかなりの筋肉痛、腰もちょっと痛い(>_<)
でもまあ、しかたないでしょう・・・先月は裏山1周(13km)以外ほとんど体を動かしてなかったし。
その割には塩尾寺~桜茶屋が4時間半だから、元気な時と30分ほどしか変わらない。
脚力を上げるためにはもう一度マジになる必要があると思うれど、維持する程度で良ければ月一でもなんとかなりそうな気もしないでもない。
普段はほとんど走らず、せいぜい家の階段を2段毎に(たまに3段)登るのと、あとは時々ストレッチをするぐらいでごまかしている。

夏前に痛感したのですが、ここ数年体のメンテを怠っていたら、めっちゃ体が硬くなっていた。
胡坐を組んでもすぐに膝や股関節が痛くなり、座敷の宴会では膝にも座布団を敷いてやらないと、どうにもなりません。
前屈をすれば、昔は手のひらが床に着くほど柔らかかったんですが、久しぶりにやって見ると膝の裏がつっぱって腰が曲がらず、指先は床から5cm以上離れたまま。
座って開脚前屈をしようとしたら、まず足が90度以上開かないし、手で支えないと上体が後ろに倒れてしまう(>_<)

これじゃあかんと気を入れ直し、ここ4~5カ月、時々自己流ストレッチを続けていたら、最近は体もだいぶほぐれてきたようです。
前屈も今では足先より3cmほど下に出るぐらいになったし、胡坐もだいぶ楽になってきました。
ただ、腹筋、背筋、腕力はひ弱なままですね。
これもその気でやればなんとかなるだろうと思うけど、一人ではちょっと根暗な感じだし、なかなか続きそうない。
いっそ、スポーツクラブでエアロでも始めてみるかな???

六甲を越えて藤原紀香写真展へ


宝塚を昼前にスタートし、お決まりのコースで東六甲を縦走。
期待した紅葉は、所々に小規模な見どころはありましたが、まだ「おぉっ!」と感動するような風景ではなかったですね。今月の下旬にならないとだめかも。
せっかく持っていったデジカメですが、数枚写しただけで、”メモリーが一杯”という表示が出て、後は写せなくなってしまいました。これまでの写真がだいぶ溜まってしまっているようですが、これっていったいどうして消せばいいんだろ?(焦)
下は最初に写した写真で、三菱電機が主催する縦走大会のゴール横断幕。「全山縦走」となっていますが、今年から?新神戸からスタートしここ宝塚の塩尾寺下広場がゴールの半縦走になったとのこと。私とはちょうど逆方向なので、途中数百人とすれ違いました。知人のウルトラランナーともばったり(笑)。



普通は三宮をゴールにしているのですが、今日は海岸通りのギャラリー(藤原紀香写真展)まで足を延ばしました。
藤原紀香さんの写真展は、ちょうど昨日、ニュースでチラリと紹介されていたんですよね。
写真展だけが目的ならこんなに遠回りはしないのですが、足腰が弱りすぎないように、たまにはトレーニングもしておかないとね。(^.^)>
藤原紀香さんと言えば、スタイルの良い女優というイメージぐらいしかなかったのですが、このたびの写真展を見て考えを改めました。
カンボジアや東ティモールの子供達の写真が多かったのですが、このタイミングでこれだけの笑顔を切り取れるということは、子供たちがよほど紀香さんに、心をゆるしていたということでしょう。
どの子もすばらしい笑顔で、涙が出そうになるほどステキです。
しかし、笑顔で手を振っている子は、二の腕から先がない。
コーンで仕切られた、地雷原の細い道は通学路。
余計な描写を極力捨てて、くったくのない子供の表情と輝く瞳を切り取ることで、戦争を抱えた社会の歪と悲惨さが余計にクローズアップされて見えてくるんでしょうね。
(この写真はご本人のブログより拝借しました)



女の子の顔に近寄ってみると、うるんだ魚眼レンズのような瞳の中に、カメラを構えたが紀香さんが写っていました。
ギャラリーを出るともうあたりは完全に夜。汗に濡れたまま冷えてくるといけないので、ウインドブレーカーの下にフリースを重ね着。ブランドショップのオシャレなショーウインドゥをみながら、急ぎ足で旧居留地を通り抜けましたが、このあたりも昔とはずいぶん変わってしまいました。街並みがきれいになって若い人が増えるのは良いことだと思う反面、どこか昔の風情をなつかしく思ってしまうのは、私もそこそこ歳をとってきたせいかも知れません。

2012年11月3日土曜日

七五三

3歳の孫娘を連れて七五三のお参りに行ってきました。中山寺なら近いのですが、腹帯やお宮参りはもちろん、普段ちょっとした折にも良く行く寺なので、今回はちょっと趣向を変えて、市内では一番由緒ある古社、伊和志津神社まで足を延ばしてきました。
いつも混んでいる中山寺にひきかえ、こちらは、途切れぬ程度にお参り客が三々五々やってくる程度なので、待ち時間は先の御祈祷が終わるまでの10分少々。
その間に本殿前でまず一枚。ママに着せてもらった着物ですが、ちょっぴりお姉さんになったかな?


一緒に御祈祷していただいたのは、我々以外にもう一組。人数が少ないので、親の住所氏名まで祝詞の中で読み上げてくださいます。神主2名、巫女さん2名というのは、たぶん七五三の臨戦態勢なんでしょう。
御祈祷が終わると、歳に応じた記念品がもらえます。千歳飴にはさほどの関心はしめさず、持って離さないのが、ふうせんと、砂遊びセット。砂遊びセットの代わりに千歳飴の袋を持てと言ったのですがダメでした(笑)。


ママは下の子を抱いていたので、絵馬の願い事はパパが書きました。


神社を出て、予約しておいたお店へ直行。店の人が全員(6名)そろっての記念写真?を撮ってくれました。でも、余計な?顔ぶれはカットしときますね。
着物を汚したらいけないので、この後は総着替えとなりました(^^)>



2012年10月14日日曜日

中山縦走(奥の院から山本へ)

もはや現役ランナーと言えなくなって、「ハイカー以上、ランナー未満」という状態が久しく続いているのですが、ハイカー未満となってしまうのはさすがに寂しいので、ふと思い出したように体を動かしています。
今日は3時前から家を出て、裏山(中山連山)を一周してきました。
奥の院、中山の頂上を経由し、山本に到るコースです。


ススキ越しに大阪方面(南東)を眺めたところ。


所々に萩の花が咲いていました。
小型デジカメですが、背景ぼかしというモードがあったので、ためしに使ってみました。
どんなもんでしょう?


ちょうど太陽が西の山に沈みます。


いよいよ終盤。岩場を下って、林を抜けると木の間越しに明かりが見えてきます。右下方には川(せせらぎ)が流れ、張り出すように廻らされたバルコニーと、温かい灯りの色が良い雰囲気を醸しています。


遠くからは山小屋風、近づけば民家風の造りですが、実はここはあまり知られていない和食の店「山幸」。数年前に一度だけ行ったことがありますが、ご夫婦で予約のあった時だけやっておられるようでした。開放的な和室から眺める木々と川の流れは他ではまず味わえません。

2012年10月8日月曜日

がん政策サミット2012秋


日本医療政策機構が主催する「がん政策サミット2012秋」に、ひょうごがん患者連絡会の理事という立場で参加してきました。
「がんサミ」は、これまでは東京で開催されていたのですが、今回初めて地方都市(奈良県橿原市)での開催となりました。このたびの開催にお骨折りいただいた皆さま。ほんとうにありがとうございました。
この「がんサミ」は「がん対策に関わりのある」全国の患者、支援者、医療者、行政、議員などが一同に会し、がん対策の問題点やその方向性を話し合う場と言えば良いでしょうか。
当日のプログラムを見ていただいた方が判りやすいと思いますので、その中から主なものを紹介しておきます。
(けっこう内容はハードで、じっと座っていると尻が痛くなってきました。)

10/6 タウンミーティング 「地域に最適ながん拠点病院制度とは」

10/7 各種講演
     ・「都道府県計画への期待」           門田さん(がん対策推進協議会会長)
     ・「新たながん対策推進基本計画の考え方」 岡田さん(厚労省がん対策推進官)
     ・「県計画策定に向けたポイント」        今井さん(保険医療科学院統括研究官)
     ・「評価、指標、計測のための調査とは」 宮田さん(東大医療品質評価学講座准教授)
     ・「がん対策、国立がん研究センターの取組」 掘田さん(国立がん研究センター理事長)
   グループワーク:みんなの声を計画に反映させる

10/8 「患者活動と企業の情報公開について」   日本製薬工業協会
    「米国の患者アドボケート活動について」   ポーラ・キム PanCANリーダー

2007年から始まった「がん対策推進基本計画」が5年目の見直し時期を迎え、今年6月に「第2期がん対策推進基本計画」が定められました。それを受けて各都道府県でも「がん対策推進計画」の見直しが行われようとしています。
兵庫県からは議員、行政とも不参加であり、患者意識との間にかなりの開きがあるような気もしないではありませんが、今回の「がんサミ」で勉強できたことを、今後の兵庫県との打合せにも生かしていければと思っています。(両サイドが欠けてますが)

昼間の疲れを癒し、明日への鋭気を養うため?2日間に渡って有志の親睦会(いずれも2次会付)が開かれましたが、久しぶりに飲みすぎたようです。
翌日のセミナーでは無理やり背筋を伸ばし目を開けるのに必死でした。

2012年10月2日火曜日

RFL徳島


先週末はリレーフォーライフ徳島に行ってきました。
実は、RFL芦屋~京都~大阪~徳島と4週連続なんですね。こんなことは初めてです(^^)>
会場はJR徳島駅から徒歩5分ほどの新町川水際公園。


台風が接近中、午前中は降っていなかったのですが、昼から雨がポツリポツリ。
今のうちにと急いで眼の前の川を走る「ひょうたん島観光船」に乗り込みました(^^;
モーターボート並みの早さにびっくり。


雨足が強くなり、2時頃には新町川公園を撤収、商店街のアーケード下へ移動。
RFLも数が増えてきたとは言え、アーケードでの開催は日本初(^^)V
いよいよ日が暮れてルミナリエタイム。写真はチーム「がんでもええじゃん」のお姉さま方。
ちなみに手前の腕が私です(^^;


いつもそうですが、ルミナリエ(紙灯篭)を見ていると、時々ハッと思う書き込みが見つかります。


台風の接近により、オールナイトはせず、午後8時をもって終了という変則的なスタイルとなりましたが、お天気には逆らえません(T_T)。これはラストウォークの参加者達。


そうそう、偶然ですが、「ひげの父さんの掲示板」に書き込みをいただいている方にもお会いできました。それも二組・・・びっくりです(@@)
着いてすぐにお声掛けいただいたのは地元徳島の方ですが、夕刻にお会いできたのは四国巡礼のついでに立ち寄られたという大阪府のご夫婦。
どちらもハンドルネームをお聞きしてすぐに判りましたが、本名はいまだに。(笑)

翌日には別の用事(セミナー参加)があったので、最終の神姫バスを予約していたのですが、これが結果的には大正解。台風がひどくならない内に無事帰宅できました。

2012年9月24日月曜日

RFL大阪

RFL大阪へ向うまでに、ちょっと立ち寄るところがありました。
天王寺動物園に隣接(ほとんどど真ん中)した大阪市立美術館。
地下展示場で「関西美術文化展」が開かれています。(写真は地下展示場の入り口)
是非見ておきたかったのは、リレーフォーライフを通じての友人Mさんの作品(100号)。
力作、大作が多かったのですが、彼女の作品もそれらの中でキラリと光っていましたね。
津波に襲われた気仙沼をモチーフにしたもので、カモメは津波の残痕と同時に復興への思いが込められているのでしょうか。
助けを呼ぶ手もあれば、リングになった握り合った手。子供が壁に描いたと残されたクレヨン。
彼女らしいやさしさにあふれた作品でした。


通天閣の串カツやで昼飯を掻き込んで、向かうは貝塚のRFL会場。
南海貝塚駅から歩きましたが、少し遠回りをしてしまい、予定よりだいぶ時間がかかりました。
マスコットキャラはこの地方特産の水なす君?子供には人気がありますね^^


だんじり2台が会場に乱入?屋根の上で飛び跳ね、サバイバーウォークを盛り上げてくれました。


全員が歩き出すと約260mのトラックのほぼ全周が人で埋まりました。


車イスで参加の人も。たくさんのフラッグがありましたが、紹介しきれません。省略ご容赦。


精巣腫瘍患者友の会(パチさん)は今日の日のためにフラッグを新たに作ったとか。
手形と組み合わせたところがRFLらしくてなかなかGOOD!


そこそこ興が載ってくると、泡でエネルギー補給も。


日が落ちると、どこのRFLもそうですが、がんで亡くなった人を偲ぶルミナリエタイムとなります。


灯篭(ルミナリエシェード)に書かれた文字を読んでいると、思わず涙がこぼれそうになる時も。


明日はまた前立腺がんセミナーがあるので、8時過ぎには会場を後にしました。

2012年9月17日月曜日

東六甲縦走

夏の間はほとんど走らず、体がなまってしまったので、多少は鞭を入れておかないとと思い、久しぶりに東六甲縦走(宝塚→三宮)に行ってきました。トレ不足のため、登りでは完全に尻(大臀筋)が笑っていましたね(^^;。
塩尾寺から桜茶屋までは4時間半、特にトラブルもなかったし、今の体調ではまあ良しとしましょう。沖縄付近に近づきつつある台風の影響だと思いますが、適度に風があったので天候としては申し分なし。頂上付近ではススキがなびいて秋の深まりを感じました。


自分にカメラを向けるのはなかなか難しいのですが、これはうまく画面に収まりました。


麻耶さんの掬星台からポートアイランド、神戸空港方面を見たものです。
このぐらい見えればまだましなほうですね。


布引ダムには大きな楠がありますが、けっこう好き^^
これは楠越しにハーブ園のロープウェイのゴンドラを写したもの。
タイミングさえ良ければ4台同時に見えることも。


布引きの滝、ここまでくればほっと一息。


新神戸経由、三宮の「世界の山ちゃん」がゴール。
手羽先の唐揚げ、2人前(10本、800円)を土産に電車に乗り込みました。

2012年9月16日日曜日

京都水族館

RFL京都(梅小路)の会場と今年の春オープンしたばかりの京都水族館は目と鼻の先。
RFLの合間にちょっと立ち寄りました。
設計屋の性といいましょうか、展示を見ながらでも、いつも半ばは建物を見ているんですよね^^


玄関を入ってすぐは、山間の清流を模したコーナー。水槽の隅には1mを超すような大きなサンショウウオが数匹、もつれ合うようにしてうごめいていました。


ペンギンさんの浮遊(と言っても泳ぐのはすごく早いけど)を、下から眺めることができます。
水面の波紋がキレイ。


海遊館の水槽に比べれば、ここのはかなりかなり小ぶりですね。
それでもエイはいつ見ても楽しい。


規模がこじんまりしている割に、新しいせいもあるのでしょう、お客さんが多いから、通路の人口密度が高いですね・・・孫を連れてくるならやっぱり平日が良さそう。
1時間毎のイルカショーもスタンドは満席で立ち見がでるほどでしたが、和歌山のアドベンチャーワールドや須磨海浜水族園のそれに比べれば、規模、演技のダイナミックさ共少々物足りない気がしました。
イルカショーの時間帯は、RFLのステージ音量を控えてほしいという申し入れがあったようですね。