予定日がちょうど5月5日の子供の日だったので、誕生日と重なれば覚えやすくていいなと思っていたのですが、連休はなにごともなく終わってしまいました。
まだかまだかと思っていたら、今日連絡が入り、無事に生まれたとのこと。
ほっ。
二人目の女の子です。(^O^)v
2012年5月6日日曜日
元慶寺(山科)~宝厳寺(竹生島)~長浜
JRの関西1dayチケット(2900円)を購入。今日のルートでは約1000円おとくになります(^^)v。
まずは山科で降りて、元慶寺(西国番外札所)を急ぎ足で往復。
山門は禅寺風でこじんまりとしており、本堂もやや寂れた感はあるものの、花山法皇ゆかりの寺でちょうど新緑がきれい。
近江今津から船(琵琶湖汽船)に乗り約25分で竹生島に到着。
急な階段を登り切ると宝厳寺(西国30番札所)の本堂。予想よりだいぶ大きい。
納経を済ませたので、あと残るは華厳寺(岐阜県)のみ、西国三十三ヵ所に王手をかけたことになる。
三重塔脇の宝物殿と少し引き返して月定院を見学。
豊国廟から移築されたという唐門(国宝)をくぐり観音堂でお参り。
船廊下を渡り都久夫須麻神社(国宝)で手をたたき、階段を降りたところが竜神拝所。
ここから前に見える鳥居をめがけて、かわらけ投げができる。(下の白いのは皆かわらけ)
こんどは船廊下に沿って下の道を戻るのだが、ここから見ると清水の舞台を連想します。
再び船に乗って、こんどは対岸の長浜に移動。
長浜城は昭和に建てられたお城スタイルの歴史博物館。やはりどうもチャチですね。(写真はカット)
商店が立ち並ぶ市内は、連休(子供の日)のせいか活気がありました。
正面に見えるのは長浜御坊大通寺の山門ですが、デカイですね。
デカイだけじゃなくディテールも精緻です。
これは酒屋の看板ですがレトロな匂いがぷんぷんしてました。
まずは山科で降りて、元慶寺(西国番外札所)を急ぎ足で往復。
山門は禅寺風でこじんまりとしており、本堂もやや寂れた感はあるものの、花山法皇ゆかりの寺でちょうど新緑がきれい。
近江今津から船(琵琶湖汽船)に乗り約25分で竹生島に到着。
急な階段を登り切ると宝厳寺(西国30番札所)の本堂。予想よりだいぶ大きい。
納経を済ませたので、あと残るは華厳寺(岐阜県)のみ、西国三十三ヵ所に王手をかけたことになる。
三重塔脇の宝物殿と少し引き返して月定院を見学。
豊国廟から移築されたという唐門(国宝)をくぐり観音堂でお参り。
船廊下を渡り都久夫須麻神社(国宝)で手をたたき、階段を降りたところが竜神拝所。
ここから前に見える鳥居をめがけて、かわらけ投げができる。(下の白いのは皆かわらけ)
こんどは船廊下に沿って下の道を戻るのだが、ここから見ると清水の舞台を連想します。
再び船に乗って、こんどは対岸の長浜に移動。
長浜城は昭和に建てられたお城スタイルの歴史博物館。やはりどうもチャチですね。(写真はカット)
商店が立ち並ぶ市内は、連休(子供の日)のせいか活気がありました。
正面に見えるのは長浜御坊大通寺の山門ですが、デカイですね。
デカイだけじゃなくディテールも精緻です。
これは酒屋の看板ですがレトロな匂いがぷんぷんしてました。
2012年5月3日木曜日
安土城~観音正寺~五個荘
安土城は西から入って東へ抜けるつもりだったが、西からは進入禁止。
入口を駐車場のある東側一か所に絞って、入場料をきっちり取る作戦か。(^^)>
大手道は蹴上の大きい石段の連続で、杖にすがって登る人も。
天守跡で折り返し、信長の菩提寺、摠見寺の方へ迂回。
こちらは人通りが少なく、石段には雑草や苔も。
三重塔、仁王門は重要文化財。
観音正寺に向かうには、桑實寺(くわのみでら)を通過しなければならないのだが、
これもかなり急な石段が続く。
あまり知られていない寺ではあるが、創建は白鳳時代に遡る。
本堂は格式と気品のある建物だと思ったが、それもそのはず、南北朝時代に建立されたまま現在に残っているとか。
ここから山道をさらに登ると、観音寺城跡に出る。
所々に石垣や石段が残っているのみ。
細い道をゆっくり下っていくと、観音正寺の石垣と寺の建物が見えてくる。
納経を済ませ、反対側へ出たところ。車で来る人が多いのでこちらが正面となる。
徒歩で五個荘の金堂地区へ向かう。
勝徳寺の白壁、その前を流れる水路には大きな鯉が泳いでいます。
昔ながらの商家の台所。
この地域を訪れるのは2度目だが、今回は「武者人形めぐり」のイベントが行われており、
ちょっとラッキー。
飾られている鯉のぼりにも本物の迫力がありました。
入口を駐車場のある東側一か所に絞って、入場料をきっちり取る作戦か。(^^)>
大手道は蹴上の大きい石段の連続で、杖にすがって登る人も。
天守跡で折り返し、信長の菩提寺、摠見寺の方へ迂回。
こちらは人通りが少なく、石段には雑草や苔も。
三重塔、仁王門は重要文化財。
観音正寺に向かうには、桑實寺(くわのみでら)を通過しなければならないのだが、
これもかなり急な石段が続く。
あまり知られていない寺ではあるが、創建は白鳳時代に遡る。
本堂は格式と気品のある建物だと思ったが、それもそのはず、南北朝時代に建立されたまま現在に残っているとか。
ここから山道をさらに登ると、観音寺城跡に出る。
所々に石垣や石段が残っているのみ。
細い道をゆっくり下っていくと、観音正寺の石垣と寺の建物が見えてくる。
納経を済ませ、反対側へ出たところ。車で来る人が多いのでこちらが正面となる。
徒歩で五個荘の金堂地区へ向かう。
勝徳寺の白壁、その前を流れる水路には大きな鯉が泳いでいます。
昔ながらの商家の台所。
この地域を訪れるのは2度目だが、今回は「武者人形めぐり」のイベントが行われており、
ちょっとラッキー。
飾られている鯉のぼりにも本物の迫力がありました。
2012年4月28日土曜日
山桜、山躑躅
夏の到来を思わせるような、良い天気に恵まれました。
宝塚塩尾寺から東六甲縦走炉を登っていると、汗が噴き出してきます。
うっかりすれば見落としてしまうのですが、
山道の所々には、すみれがたくさん見つかります。
下界の桜はほとんど散ってしまったけれど、六甲の山桜は今が旬。
麻耶山の掬星台では見事な山つつじにお目に掛りました。(これは1本の木)
天狗尾根を下り、一休みした桜茶屋(約30km)では、下山か、続行か迷ったけれど、
カンビールで勢いをつけ、続行と決定。
昔はここから大竜寺へ向かう上り坂をそのまま走って登ったこともあるのですが、
元気でしたね・・・今では想像すらできません。
ようやく鍋蓋山は無事に越えたものの、菊水山の登りではやたらしんどくて、
足が思うように上がりません。
途中で2~3度、立ち止まって息を整えるしまつ。
元気なら20分ほどの登りなのに、倍近い時間がかかってしまいました。
あのしんどさは、足の疲れだけじゃないですね、コンディション(心拍)異常?
下り始めるとすぐに体調が戻ってきたのですが、
菊水から下山するときは新開地に向かうことが多いものの、
最寄りの駅、鵯越まで(40km弱)が限界と判断、あとは電車に乗りました。
給水は2000cc。
途中、相変わらず、左膝が痛んだりするので、
ウルトラ用の練習にはまだまだ体の基礎ができておりません。
宝塚塩尾寺から東六甲縦走炉を登っていると、汗が噴き出してきます。
うっかりすれば見落としてしまうのですが、
山道の所々には、すみれがたくさん見つかります。
下界の桜はほとんど散ってしまったけれど、六甲の山桜は今が旬。
麻耶山の掬星台では見事な山つつじにお目に掛りました。(これは1本の木)
天狗尾根を下り、一休みした桜茶屋(約30km)では、下山か、続行か迷ったけれど、
カンビールで勢いをつけ、続行と決定。
昔はここから大竜寺へ向かう上り坂をそのまま走って登ったこともあるのですが、
元気でしたね・・・今では想像すらできません。
ようやく鍋蓋山は無事に越えたものの、菊水山の登りではやたらしんどくて、
足が思うように上がりません。
途中で2~3度、立ち止まって息を整えるしまつ。
元気なら20分ほどの登りなのに、倍近い時間がかかってしまいました。
あのしんどさは、足の疲れだけじゃないですね、コンディション(心拍)異常?
下り始めるとすぐに体調が戻ってきたのですが、
菊水から下山するときは新開地に向かうことが多いものの、
最寄りの駅、鵯越まで(40km弱)が限界と判断、あとは電車に乗りました。
給水は2000cc。
途中、相変わらず、左膝が痛んだりするので、
ウルトラ用の練習にはまだまだ体の基礎ができておりません。
2012年4月23日月曜日
初夏の庭
3月にスイセン(野生)が終わり、お隣の桜も散ってしまいましたが、ネコヤナギはまだなんとか残っています。
この季節になると、ありがたいことに、あまり手入れをしていない我家の庭にも、次々と花が訪れてくれます。
今、一番咲いているのはツルニチニチソウ、またの名は蔓桔梗ですね。これも野生です。
今年はさほどでもないのですが、数年に一度、どんな加減か、裏の庭一面に咲き広がる時もあります。
木で咲き始めたのはハナミズキ。一青窈さんの歌詞にある「うすべに色」じゃないのが少し残念ですが・・・
この花は上(空)に向いて咲くので、下から見上げもさして面白くありません。(^^;
これはベランダに出て少し上からズームで撮ったやつ。
夏になるとガレージの上はノーゼンカヅラで覆われます。
冬になる前には、毎年思い切ってうんと短く切ってしまうので、枯れ枝にしか見えないのですが、それがこの季節になると新しい芽を出し、またたく間に緑で屋根を覆ってしまいます。
今はちょうど新芽が出てきたところ・・・育ち盛りのいたずら小僧を見ている気分です。
この季節になると、ありがたいことに、あまり手入れをしていない我家の庭にも、次々と花が訪れてくれます。
今、一番咲いているのはツルニチニチソウ、またの名は蔓桔梗ですね。これも野生です。
今年はさほどでもないのですが、数年に一度、どんな加減か、裏の庭一面に咲き広がる時もあります。
木で咲き始めたのはハナミズキ。一青窈さんの歌詞にある「うすべに色」じゃないのが少し残念ですが・・・
この花は上(空)に向いて咲くので、下から見上げもさして面白くありません。(^^;
これはベランダに出て少し上からズームで撮ったやつ。
夏になるとガレージの上はノーゼンカヅラで覆われます。
冬になる前には、毎年思い切ってうんと短く切ってしまうので、枯れ枝にしか見えないのですが、それがこの季節になると新しい芽を出し、またたく間に緑で屋根を覆ってしまいます。
今はちょうど新芽が出てきたところ・・・育ち盛りのいたずら小僧を見ている気分です。
2012年4月21日土曜日
中山の山つつじ
中山寺の境内は、桜がほとんど散ってしまいちょっと寂しい気分でしたが、 「星の広場」を突き抜けて山道に入ると、いきなり一面の山つつじ(コバノミツバツツジ)。 一気に気分が高揚しました。 中山(寺じゃなくてこれは山)へ登るルートはいくつかあるのですが、山つつじが一番きれいなのは東尾根。 この尾根を辿っていくと、標高200~300m当たりでは満開だった山つつじも、標高が上がると少しずつ蕾が目立つようになり、頂上付近(標高500m弱)ではまだ5分咲きにも至りません。 ちょっとの気温差でも植物は敏感なんですね。 頂上で小休止の後、縦走路をぐるっと東へ回りましたが、このあたりもところどころに赤い山つつじが咲いており、十分目を楽しませてくれました。
2012年4月9日月曜日
ダイトレ縦走
ダイヤモンドトレール(金剛山系)36kmの縦走大会に参加してきました。
この日は、実は、色々と予定が重なっていたのですが、(高松で前立腺がんの講演会。京都でがん患者のお花見会)好天ゆえ、山に決定。(^^)>
ランニングの部というのは事前申し込みが必要なんですが、私が参加したのは登山の部。
これは当日申し込みがOKです。
登山の部と言っても、走ることは違反じゃないので、ランニングの部と大差なく、事実、登山の部で出場している知り合いのランナーにも数人お目にかかりました。
当麻寺の近くの道の駅からスタートし、二上山、葛城山、金剛山を超えて、南海天見駅前がゴールです。
前日はすごく冷え込み、新聞でも「金剛山が白くなった」と、頂上付近の白い登山道が写真入りで紹介されていましたが、当日はさほどでもなく、標高950mを超えると、道の両脇に白いものが見え始めたものの、山頂付近(標高1100m前後)でも木の根元やクマザサに粉のように薄く雪が残っている程度でした。
昔に比べるとやはり脚は重く、葛城、金剛の昇りでは苦戦。26km過ぎからは左膝がちょっと痛み始めて(練習不足で膝周りの筋力が落ちており、最近はしょっちゅうこうなります)終盤は様子を見ながら、だましだましの小走りとなったのですが、なんとか7時間15分ほどで完走。
現役ランナーだった頃に比べて1時間ほど遅いのですが、まずまずのタイムでした。
GPS機能付きの時計をしていたのですが、始め1kmほどは操作を忘れ、途中からは電池切れでデータが途切れてしまいました。
高低図だけ載せておきます。
高さはフィート(3で割るとメートル)、距離はマイル(1.6倍でキロメートル)表示です。
この日は、実は、色々と予定が重なっていたのですが、(高松で前立腺がんの講演会。京都でがん患者のお花見会)好天ゆえ、山に決定。(^^)>
ランニングの部というのは事前申し込みが必要なんですが、私が参加したのは登山の部。
これは当日申し込みがOKです。
登山の部と言っても、走ることは違反じゃないので、ランニングの部と大差なく、事実、登山の部で出場している知り合いのランナーにも数人お目にかかりました。
当麻寺の近くの道の駅からスタートし、二上山、葛城山、金剛山を超えて、南海天見駅前がゴールです。
前日はすごく冷え込み、新聞でも「金剛山が白くなった」と、頂上付近の白い登山道が写真入りで紹介されていましたが、当日はさほどでもなく、標高950mを超えると、道の両脇に白いものが見え始めたものの、山頂付近(標高1100m前後)でも木の根元やクマザサに粉のように薄く雪が残っている程度でした。
昔に比べるとやはり脚は重く、葛城、金剛の昇りでは苦戦。26km過ぎからは左膝がちょっと痛み始めて(練習不足で膝周りの筋力が落ちており、最近はしょっちゅうこうなります)終盤は様子を見ながら、だましだましの小走りとなったのですが、なんとか7時間15分ほどで完走。
現役ランナーだった頃に比べて1時間ほど遅いのですが、まずまずのタイムでした。
GPS機能付きの時計をしていたのですが、始め1kmほどは操作を忘れ、途中からは電池切れでデータが途切れてしまいました。
高低図だけ載せておきます。
高さはフィート(3で割るとメートル)、距離はマイル(1.6倍でキロメートル)表示です。
2012年4月4日水曜日
奥の院参道のお地蔵さん
もうここ数年、本格的なトレーニングはほとんどしたことがないのですが、足腰が弱りすぎると、山登りやマラニックを楽しむこともできなくなるので、時々、思い出したように近くの山をぐるっと廻ることがあります。今日も夕方から山へ足を延ばしました。
中山寺へお参りしてから奥の院へむけて参道を登ります。
昨日の風雨で山道には木の枝や葉っぱがたくさん散らばっています。
この道にはところどころに地蔵さんが居られるのですが、ふと気がつくと、新しいきれいな花が飾ってあるではありませんか。いつもは素通りするのに、今日は思わずシャッターを切りました。
地蔵さんに気をつけながら登っていると、どの地蔵にも新しい花が活けてあります。
どなたかが、昨日の風雨で荒れているであろう地蔵さんの姿を想像し、今日さっそくきれいにしてくださったんでしょう。
よだれかけやおべべも案外きれいだったので、これもことによると取り換えてくださったのかも。
奥の院経由で中山の頂上で折り返し、帰りはロードへ出て、軽く走って降りました。
近頃手に入れたGPS機能付きの時計では、走ったコース(スピード、標高なども)がそのまま記録として残ります。
↓ご参考までに。(マイル、フィート表示です)
http://connect.garmin.com/activity/164635962
中山寺へお参りしてから奥の院へむけて参道を登ります。
昨日の風雨で山道には木の枝や葉っぱがたくさん散らばっています。
この道にはところどころに地蔵さんが居られるのですが、ふと気がつくと、新しいきれいな花が飾ってあるではありませんか。いつもは素通りするのに、今日は思わずシャッターを切りました。
地蔵さんに気をつけながら登っていると、どの地蔵にも新しい花が活けてあります。
どなたかが、昨日の風雨で荒れているであろう地蔵さんの姿を想像し、今日さっそくきれいにしてくださったんでしょう。
よだれかけやおべべも案外きれいだったので、これもことによると取り換えてくださったのかも。
奥の院経由で中山の頂上で折り返し、帰りはロードへ出て、軽く走って降りました。
近頃手に入れたGPS機能付きの時計では、走ったコース(スピード、標高なども)がそのまま記録として残ります。
↓ご参考までに。(マイル、フィート表示です)
http://connect.garmin.com/activity/164635962
2012年3月29日木曜日
水都大阪クルーズ
今日はルーマニアに帰る友人の送別会を兼ねて、
10人で船を貸し切り、水都大阪めぐりのクルーズを楽しんできました。
天満橋八軒家から乗り込み、大阪城の天守閣を見て向きを変え、
中の島の東端に差し掛かると、ちょうどタイミング良く噴水の放出時間と重なりました。
噴水と言っても、まるで消防ポンプの散水ですね。
ここから阪神高速に沿って東横堀川を南下、川に突き刺さる柱脚の列はちょっとSFっぽい雰囲気?
途中、閘門の2重扉で水位調整をしてから道頓堀川へ。もしこの水位調整がないと、道頓堀川の水位も1.8mほど上下するので、道頓堀の遊歩道も水没するとか。
この辺りはさすがミナミの中心部、大きなネオンで昼間のような明るさでした。
水面すれすれの低い位置から見上げる大阪の夜景もこれまたおつなもの。
見る角度が違うと知っているはずの街もまったく新鮮に映りますね。
道頓堀川の西のはずれにも水位調整の水門があり、大阪ドームをまじかに見ながら北へ折れて木津川に突入。
この辺りは住宅街で全体に薄暗く、振興マンションの明かりだけが水面に揺らめいています。
中之島の西端からは南側の土佐堀川じゃなく、北側の堂島川をさかのぼり、朝日新聞の入っているほたるまちやまだ建築中のフェスティバルホールの超高層を眺めながら元の乗り場まで帰りました。
飲み食いしながらの2時間でしたが、ほんとにあっという間でしたね。
良い企画をしていただいた幹事さんに感謝です。
10人で船を貸し切り、水都大阪めぐりのクルーズを楽しんできました。
天満橋八軒家から乗り込み、大阪城の天守閣を見て向きを変え、
中の島の東端に差し掛かると、ちょうどタイミング良く噴水の放出時間と重なりました。
噴水と言っても、まるで消防ポンプの散水ですね。
ここから阪神高速に沿って東横堀川を南下、川に突き刺さる柱脚の列はちょっとSFっぽい雰囲気?
途中、閘門の2重扉で水位調整をしてから道頓堀川へ。もしこの水位調整がないと、道頓堀川の水位も1.8mほど上下するので、道頓堀の遊歩道も水没するとか。
この辺りはさすがミナミの中心部、大きなネオンで昼間のような明るさでした。
水面すれすれの低い位置から見上げる大阪の夜景もこれまたおつなもの。
見る角度が違うと知っているはずの街もまったく新鮮に映りますね。
道頓堀川の西のはずれにも水位調整の水門があり、大阪ドームをまじかに見ながら北へ折れて木津川に突入。
この辺りは住宅街で全体に薄暗く、振興マンションの明かりだけが水面に揺らめいています。
中之島の西端からは南側の土佐堀川じゃなく、北側の堂島川をさかのぼり、朝日新聞の入っているほたるまちやまだ建築中のフェスティバルホールの超高層を眺めながら元の乗り場まで帰りました。
飲み食いしながらの2時間でしたが、ほんとにあっという間でしたね。
良い企画をしていただいた幹事さんに感謝です。
2012年3月18日日曜日
「ホットスポット」(書籍)
NHKは時々すごいドキュメントを放送することがありますね。
ETV特集の放射能汚染地図は見落としたのですが、文化庁芸術祭大賞他を受賞するなど、かなりの出来栄えだったようです。
この本「ホットスポット」(NHK ETV特集取材班 講談社 \1600)は、その番組の制作にあたり、現地取材を行ったディレクターやスタッフ、研究者達7名によるレポートです。
若くて行動力があり放射能の現地調査に情熱を燃やす木村さんと、老齢ながら豊富な経験と驚嘆すべき放射能測定術を持つ岡野さんという二人の技術者(博士)の力を借りて、採取試料の分析を京大原子炉実験所、広島大、長崎大に依頼し、測定器を搭載した車に乗り込み、現地の路上を縦横に走るうちに、当時まだ知られていなかった30km圏外のホットスポット(高放射能ゾーン)が浮かび上がってくる・・・企画から放射能実測そして取材へと至るこの過程そのものがまさにドキュメンタリーで、思わず一気に読んでしまいました。
手分けして行った現地取材のあれこれももちろん書かれているのですが、その内容は省きます。
別の角度で興味深いのは、「情報を住民に伝えようとしない」政府の姿勢や、NHKの報道姿勢の内情まで窺い知ることが出来ること。
局内で、一旦飛ばされた(現場を外された)人が、突如降って湧いた原発事故により、過去の放射能取材の経験を買われ、再度現場に呼び戻されるいきさつや、取材途中で、局の上層部から「小出さん(京大原子炉実験所助教)との協力は偏向取材ではないか」と詰め寄られ、あわや番組のオンエアが流れそうになるエピソードなども書かれています。
何も触れられてはいませんが、この本の出版元がNHK出版でないというのも、何かいわくがあるように思われてなりません。
ETV特集の放射能汚染地図は見落としたのですが、文化庁芸術祭大賞他を受賞するなど、かなりの出来栄えだったようです。
この本「ホットスポット」(NHK ETV特集取材班 講談社 \1600)は、その番組の制作にあたり、現地取材を行ったディレクターやスタッフ、研究者達7名によるレポートです。
若くて行動力があり放射能の現地調査に情熱を燃やす木村さんと、老齢ながら豊富な経験と驚嘆すべき放射能測定術を持つ岡野さんという二人の技術者(博士)の力を借りて、採取試料の分析を京大原子炉実験所、広島大、長崎大に依頼し、測定器を搭載した車に乗り込み、現地の路上を縦横に走るうちに、当時まだ知られていなかった30km圏外のホットスポット(高放射能ゾーン)が浮かび上がってくる・・・企画から放射能実測そして取材へと至るこの過程そのものがまさにドキュメンタリーで、思わず一気に読んでしまいました。
手分けして行った現地取材のあれこれももちろん書かれているのですが、その内容は省きます。
別の角度で興味深いのは、「情報を住民に伝えようとしない」政府の姿勢や、NHKの報道姿勢の内情まで窺い知ることが出来ること。
局内で、一旦飛ばされた(現場を外された)人が、突如降って湧いた原発事故により、過去の放射能取材の経験を買われ、再度現場に呼び戻されるいきさつや、取材途中で、局の上層部から「小出さん(京大原子炉実験所助教)との協力は偏向取材ではないか」と詰め寄られ、あわや番組のオンエアが流れそうになるエピソードなども書かれています。
何も触れられてはいませんが、この本の出版元がNHK出版でないというのも、何かいわくがあるように思われてなりません。
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