2011年2月28日月曜日

前立腺がん市民公開講座

昨日に引き続いて、2日連続のシンポジウム(^^;;;
内容はまったく違いますが、じっと座ったきりですから、身体には良くないでしょう。


今日は大阪難波のホテルで前立腺がんの市民公開講座。 (J-CAP研究会主催)
司会は膳場貴子さん。
彼女とは一応顔なじみなもので、きっちりご挨拶もしときました。(^^)v 

先生方お三人の話は、15分ずつですから、その内容は改めて記すほどでもありませんが、 
ゲストの永六輔さんの話は面白かったですね。 
永六輔さんを交えての対談もあったんですが、前立腺がんのレールから外れっぱなしなので、 
さすがの名司会者(膳場さん)も、たじたじでした。 

永六輔さんが言う「良い患者の10カ条」とはこれ。 
3時間半のシンポジウムで、私がメモったのはこれだけでした(^^)> 

1)誤診や医療ミスで驚かない 
2)自分で病名を決めない 
3)待合室の噂話に加担しない 
4)同じ病気の医者を探す 
5)同じ趣味の医者を探す 
6)医者(診察)に行っても気取らない 
7)命の終り方を考えない 
8)遠くの名医より近くの獣医 
9)奇跡を信じない 
10)「ご臨終」と聞こえたら、寝たふりをする



2011年2月26日土曜日

がん検診フォーラム

がん検診フォーラム「今から始まる、がんへの備え」 2/26 13:30~ (神戸新聞 松方ホール)

検診や予防のセミナーというのは大小色々あるのですが、
私が出掛ける時と言うのは、たいてい知人が出演するか、ゲストに興味があるかのいずれかです(^^;

今回は「ひょうごがん患者連絡会」の田村事務局長が登壇されるので、神戸まで足を運んできました。
田村さんは、すでに70代の後半ですが、普段から事務局長としての仕事ぶりは確かなもの。
わずか1年半の間に、膀胱がん、胃がん、胆管がんをわずらった経験を語りながら、
がん対策について思うところを述べておられました。

ゲストの作家「玉岡かおる」さんは良く知らなかったのですが、『お家さん』で織田作之助賞を受賞するなど、かなり活躍されている作家でした。

まだがんが不治の病とされ、告知もしないのが普通だった時代に、母を乳がんがんで亡くされ、現在は、早期発見すれば治るようになり、さらには、子宮けいがんのようにワクチンでがんが予防できる時代がやってきた。
思い返せば夢のよう・・・こんな話をされていました。

私も同時期に親父をがんで亡くしていますから、母を看取った壮絶な体験談は身につまされる思いでした。

2011年2月24日木曜日

走友を見送る

ウルトラマラソンのベテランで、伴走仲間でもあったYさんが22日に亡くなりました。
ほぼ1年前に胃がんが発覚。
すぐに手術をされたのですが、すでにかなり進行していたもようです。
昨年9月のリレーフォーライフにも参加いただいたし、
その後も時々金剛山に登っていると聞いて、早く復活してほしいと願っていたんですが、
突如、悲報が舞い込んできました・・・あっという間でしたね。

通夜の会場では、「立山登山マラニック」のビデオが流れていました。
富山湾の海水に手を浸してから、常願寺川沿いを遡り、3003mの雄山の頂上まで駆け上るというかなりハードな大会で、彼がブラインドランナーの伴走をしてゴールテープを切った時のビデオです。
(この時のゴールは私も一緒でした)

西方十万億土にあるという極楽浄土への旅路は、ウルトラランナーにとっては、案外楽しい旅かもしれません。
旅立ちの早い遅いは、はるかかなたの極楽浄土から眺めれば、ほとんど意味がないのかも。
どうか心安らぐ旅路となりますように・・・合掌。

2011年2月21日月曜日

三回忌

母の命日は23日なんですが、お坊さんの都合とこちらの都合をすり合わせて、19日(土)となりました。
18日は直前の準備をあれこれと、19日は来客(と言っても、ほとんど身内だけですが)、それでも10数人を迎え、読経の後は、そろって墓参りと食事(法事懐石)。
孫と姪っ子の子供達が走りまわる食事となり(個室でしたから、ま、ええかと)、母もたぶん苦笑していたはず。
ただ、私は車の運転手だったので、酒はまったく飲めませんでした。
北海道から出て来た弟夫婦がわが家にお泊りだったので、帰宅してから飲み治し。

20日は、弟夫婦を空港まで見送ったあと、「リレーフォーライフ芦屋」の打合せ会へ。
まだ非公式ではありますが、今年(2011年)も昨年と同じ場所で、9月10日~11日に開催することが内定しました。
さあてと、今年もがんばりますかぁ。

2011年2月18日金曜日

在宅医療にかんするセミナー

13日のセミナー「在宅医療を考える」(講師:関本クリニック 関本雅子医師)に続き、17日も類似のセミナー「どうなっている在宅医療の現状」(だいとうクリニック 大頭信義医師)を拝聴しました。
大頭医師は診断群分類包括評価制度(DPC)の及ぼす患者への弊害を強調されていましたが、
うんうんとうなずいて聞いていても、情けないことにセミナーが終わればその大部分がノーミソから消え去ってしまいます。
うろ覚えですが、こんなたとえもありました。
・入院していると、治療法と関係なく支払金額(病院の収入)は一定だから、骨転移の患者がメタストロン注を希望してもやってもらえない。
・入院時と別の部署の治療が必要になれば、一旦退院させられて、改めて外来を受診する必要がある。つまり、総合病院と言っても、患者にとってはなんら「総合」ではない。
・手術費などは定額とは別枠なので、初発患者は歓迎されるが、再発、再再発患者は敬遠され、行き場がない。がん難民の多発につながる。

以上、メモもとらずに聞いた話ですから、多少ニュアンスが間違っているかもしれませんが、いずれにせよ、我々患者にとって、このDPC制度というものは、あまり芳しいものではなさそうです。

2011年2月16日水曜日

検査結果

定期検査(3ヵ月毎)の結果を聞きに病院へ。
PSA=1.34、前回(1.39)とほとんどかわらず。
微減ですが、これは誤差範囲のゆれですね。
これで十分OKです。(^^)v

帰りは河原を歩くことが多いのですが、今日はどうしたわけか、
勝手に脚が電車のほうに向いてしまいました。
ついでに梅田に出て、マウスを購入しようとヨドバシへ。
種類がありすぎて迷いましたが、ワイヤスを選択。
うまくセットできるかどうか不安でしたが、
マウス本体に電池を入れて、付属の小さなユニットを
USB端子に取り付けただけで、うまく作動するようになりました。ホッ(^^;;;

2011年2月15日火曜日

RFLチャリティコンサート

下記の要領で行われるチャリティーコンサートのチラシ封入作業に行っていました。(京都まで)
封筒の口をくっつける作業ですが、テープを張るようにして糊が塗れるのって知ってました?
「テープ糊」という製品なんですが、恥ずかしながら、今日初めて知りました。(^^;
http://bungu.plus.co.jp/sta/product/paste/index.html


リレーフォーライフ
心のバリアフリー チャリティコンサート

●4月3日(日) 開演 13:00 (開場 12:30)
●ウィングス京都 イベントホール
http://wings-kyoto.jp/index.html
●入場無料。
(要事前申込・お気持ちでご寄付をよろしくお願い致します)
●チラシのダウンロードは http://rfl-ashiya.net/img/2011concert-large.jpg
●お申し込みは http://ws.formzu.net/fgen/S88996446/
●お問い合わせは mailto:kaorico@gaia.eonet.ne.jp
電話:0797-57-0007(10時~20時)

2011年2月14日月曜日

山本ゆきさん

山本ゆきさんというのは、故山本孝史民主党議員の奥さまです。
山本孝史さんは政党の枠を離れても、尊敬もし、シンパシーを感じ得る方でした。

今日の午後、神戸で在宅医療を考えるセミナーがあったのですが、
この会場に奥さまもお見えになっていました。(写っていませんが)



ゆきさんは最近、山本孝史さんのことをまとめた本を出版されたとか。
タイトルは「兄のランドセル」・・・孝史さんは、まだ子供の時に
兄を交通事故で亡くされているんですよね。
「いのちの政治家」の原点が、兄の残したランドセルだったわけです。
読んでみたいと思いました。






2011年2月13日日曜日

盲聾者の伴走

長居わーわーずという視覚障害者マラソン練習会があって、私もお手伝いをしています。
伴走は現役ランナーに任せて、給水エードや子守りの役目を引き受けることが多いのですが、
今日は盲聾者の伴走をしました。
視覚障害者の伴走は慣れているのですが、盲聾者の伴走は今日がまだ2回目。
普通はボランティアガイドの方が通訳を引き受けてくださるのですが、
今日はその方のガイドも聾唖者だったもので、うまくコミュニケーションがとれません。(焦)
まあ、それでもなんとか一緒に公園を2周しましたが(5.6km)、声で伝えることができない分、
咄嗟の対応が難しく、自転車の接近などかなり周囲に気をつかいます。
会話もなしで走りますから、わかるのは相手の息遣いだけ。
それでも、終わった時には笑顔が見えたので、とりあえずほっとしました。(^^)v

2011年2月12日土曜日

三峰山(みうねやま)

連日、雪の写真になってしまいました。(^^)>

山行の連れは同級生。
前日は名張の同級生宅に泊めてもらい、夕食は松阪牛のすき焼き。
末の娘さんからはチョコレートのプレゼント。
翌朝、奥さんには山用のお弁当まで作っていただいて、至れり尽くせり。
まあ、奥さんも昔から知ってる人ですから、厚かましくお世話になったわけです。

すぐ麓に車を止めて歩き始め、10時頃までは良い天気だったのですが、
頂上に近づくにつれて、雪と風がでてきました。風上側の顔半分がイタイほど。
予定では頂上付近でお弁当ということだったのですが、とてもそんな雰囲気じゃなし。
避難小屋で弁当にしようということで、少し下ったのですが、皆、考えることはいっしょですね。
避難小屋は人で一杯。(どうやら団体の先客がいたようです)
しかたなく、外の軒下で食べましたが、寒いし手はかじかむし・・・
髪についた雪は凍ってるし、ペットボトルもシャーベット。
せっかくの弁当でしたが、味わう余裕もなく喉に放りこんで、すぐ出発。

雪景色は抜群、これで晴れていてくれれば、言う事なしだったんですが、
そうはうまく行きませんよね。
ここは始めてでしたが、ルートも判り易いし、手軽に楽しめる雪山でした。


2011年2月11日金曜日

雪景色

朝、窓の外を見てびっくり。
これだけの雪景色が見られたのは今年始めてです。
あわてて2階に駆け上がり、写した写真です(^^)>




実は、明日は樹氷で有名な三尾山(みうねやま:奈良と三重の県境)へ登るのですが、
前日に、家に居てこれだけの雪景色が見られるとは思いませんでした。
まだ雪が舞っています。
山ではどれぐらい降っているんだろ・・・ちょっと心配になってきました。

2011年2月10日木曜日

定期検査

3月毎の定期検査でK病院へ行ってきました。
と言っても、今日は検査(血液&尿検査)だけでして、
結果がわかるのは来週の診察日。
当日すぐに結果がわかるところも珍しくないようですが、
K病院では、1回の診察に、どうしても2回足を運ぶことになります。
検査の日の支払いは3000円を少々越えるぐらいだけれど、診察だけの日はなんと数百円。
これじゃ先生(病院)にもチトお気の毒ですね。

2011年2月9日水曜日

大相撲

昔から大相撲では、何度か八百長問題というのがくすぶっていたように思いますが、
今度はとうとう火が燃え上がってしまいました。
「火のない所に煙は立たぬ」と言いますが、大相撲に関してはこれが当たっていたようです。

今年の1月場所の星取表を調べてみますと・・・暇人?(^^;・・・面白いことがわかりました。
幕内の取組で、7勝7敗で千秋楽を迎えたのは6名です。
さて、このうち勝ち越しを決めたのは、何人でしょう?

答: 6名すべてが勝ち越しています。
豊ノ島、豊真将、豪風、若の里、翔天狼、蒼国来

偶然にしてはちょっと出来すぎのような気がしないでもありません。

NCCNガイドライン

臨床研究情報センターでNCCNのガイドラインの日本語訳を公開するという話を、昨年の秋に聞いていたのですが、いつまでたってもアップしてくれないので、HPの移転を決めた頃から、自分で暇をみつけて訳してみました。
「前立腺がんの治療フローチャート」だけですが、それでもけっこう手間はかかりました。(表紙共10ページ)
しかし、これがびっくり。
いつの間にか、NCCNガイドラインの日本語訳がアップされているではありませんかぁ。
http://www.tri-kobe.org/nccn/guideline/urological/japanese/prostate.pdf

一旦は新HPに、”日本初公開”と書いて、アップしたあとだったので、正直、ちょっとショックでしたね。
私の訳にも、ちょこちょこミスはありましたが、公式な訳文にもやっぱりミスがありましたね。
さてと、私の方は医療者用と患者用、両方を比べながら訳したので、このほうが判り易いと思うのですが、そのうち、もう少し整理できた段階で、発表できればと思っています。

患者用ガイドライン(NCCN)には、デノスマブ、プロベンジ、カバジタキセルなどが当たり前のように登場しますから、日米の医療環境の差は大きいですね。

せっかくですから、私の訳文の表紙だけでも、ここで紹介しておきます。

2011年2月7日月曜日

笠そばマラニック

右足をしばらく痛めていたので(軽い捻挫)、3週間ぶりのランとなりました。
NJRCのメンバー12名が10:30に近鉄桜井(奈良県)駅に集合。
山野辺の道を経て、長岳寺から龍王山へ登り、「笠そば」で昼食。
帰り道は檜原神社へ向けて下り、山野辺の道から桜井まで。計24km。
久しぶりに走ると、このぐらいでも筋肉痛が出てしまいます。
筋肉痛だけなら良かったのですが、龍王山の下りで転倒し、アバラも打ったようで、
走ってる間は気にならなかったのですが、アフターの浴場や飲み屋で違和感が出て来て、
咳をすれば痛い(T_T)
昨年の暮れには、裏山の下りで、もっと派手に(前方1回転)こけて、背中を強打したのですが、
この時に比べりゃうんとましですから、まず3日もすれば、大丈夫でしょう。

笠そばというのは、もう数回行っているのですが、なかなかおいしいそば屋さんです。
かなり登らないといけないので、普通の人はたいてい車ですね。
http://www2.mahoroba.ne.jp/~kasasoba/

2011年2月5日土曜日

ためし履き

立春の昨日は、文字通りあったかい良い天気だったので、数日前に買った山靴(軽登山靴)のためし履きを兼ね、 裏山(中山連山)を一周してきました。ドア ツー ドアで約14km。
ランニングシューズで小走りに行けば、2時間半以内のコースですが、ほとんど歩いたので3時間近くかかりました。 
山靴じゃ、いくら快適な下り路でもちょっと走るというわけにはいきません。 
始めは山靴が窮屈でかなり違和感がありました。 
終盤の岩場を下るのも、靴同士がガッチンコするとやばいので、いつもより慎重に。 
軽い靴ずれが1ヵ所できましたが、なにぶんお初ですから、このぐらいはいたしかたないでしょう。 
1月中ごろに、足を少し痛めて(軽いねん挫?)ランニングもしていなかったので、今日は軽い筋肉痛。
情けない。(^_^;;;
途中に水飲み場があるんですが、これまで何もなかった所に、突如、こんな標識が立っていました。
わざわざ、古く見えそうな木材を使ったんでしょうか?
文字はお世辞にも上手とは言えませんし・・・急に建てられてもありがたみがいまいちで。(ーー)>

2011年2月4日金曜日

絵馬展

毎年恒例のチャリティー絵馬展に、私も2003年以来、毎年2点ずつ出品しているのですが、
今年も無事にお買い上げいただけたそうで、ありがたいですね。
せっかく描いても、売れ残ってしまうとやはり残念ですね。
2年前に1点だけ残ってしまって・・・出来はいまいちだったのですが、みなさん良く見ておられます・・・それ以来、結果がわかるまで、けっこうひやひやしております。
それはそうと、せっかくのチャリティーですから、私もお客さんの一人として絵馬を買い求めているのですが、ことしはこんなのを落札できました。
手慣れたタッチで、お上手ですね。

2011年2月3日木曜日

節分

今日は義母が病院へ行く日なもので、朝から車でアッシー君。
定期検査も無事終わり、後は薬を待つだけの時、
「これ食べない?」と手提げ袋から巻きずしを1本取り出しました。
待合ホールでそのまま、ガブリ。

自宅へ戻ってPCに向かっていると、「オニは外、フクは内」の掛け声が、風に乗って聞こえてきます。
そうそう、中山寺では毎年タカラジェンヌが来て豆まきをするとの事。
なにかイベントのある時は、スピーカーを使うので、声(音)が良く聞こえるんですね。
近所なのに、豆まきには一度も行ったことがなくて、ええい、覗いてやれ!と思って、急いで出かけました。
本堂手前の階段をのぼりながらケータイで写した写真がこれ。(背中ばっかり(^^;;;)


でも、上に上がってみると、ちょうど豆まきが終わったところ。
数人の裃の後ろ姿だけがちらりと見えました。・・・残念。

やがて晩飯の時間となり、テーブルにつくと、なんとまた巻きずしがぁ。
恵方を向いて食べるのもめんどくさいので、そのまま普通に食べました。

2011年2月2日水曜日

登山靴

先日(1/29)の同期生新年会で、友人から山に行かないかと誘われました。
三重県在住の友人で、時々会社の同僚と山に登っているとか。
じゃぁということで、近々一緒に行くことになったのですが、今年は雪もそこそこあるとのこと。

昨年、私が上った1000m以上の山と言えば、立山、大峰、大台ぐらいで、あとは近所の低山ばかり。
しかも、トレールラン気分ででかけるので、足元はいつもランニングシューズです。
若いころはワンゲルをやっていたので、山にも良く行ったのですが、昔、使っていたドタ靴を履きつぶしてからは、本格的な山登りとも縁が薄くなり、ずっと山靴を持たないままで来ていました。
山屋さんが聞いたら怒るかもしれませんが、そこそこの山でも、雪さえなければランニングシューズのほうが、ずっと気楽なんですよね。

ですが今度は雪があります。
山靴を履いて出かける頻度はしれているとは思うのですが、やはり要る時は要る!
同じ行くなら会員カードを持っている店にしようということで、モンベルでこんなのを購入しました。
グレードは昔のキャラバンシューズ並みだと思うのですが、生地はゴアテックスですから、そこそこの防水性はあるはずです。
始めはもっとローカットの靴を見ていたのですが、店員が寄ってきて、「雪のある山へ出かけるならそれじゃダメ」と言われてしまい、ご推薦にしたがいこちらにしたわけです。
ショートスパッツと4本爪アイゼンも買っときました。
行くのは本格的な雪山じゃなし、これで十分と思ったのですが、結果はどうなりますか。
山に行ったら、また報告させてもらいます。

2011年2月1日火曜日

家庭画報3月号

本日発売の家庭画報3月号(P.237~241)には、”がん名医のいる病院 ~前立腺がん~” という記事が載っています。
前立腺がんの名医と言えば、泌尿器科医が登場することがほとんどだったと思うのですが、
ここで紹介されているのは、京大病院の放射線治療科(講師)溝脇尚志先生です。
家庭画報の読者層というのは、雑誌の雰囲気から連想するに、ややセレブなミドルエイジ奥様?
それは良く知りませんが、いずれにせよ、放射線治療のテクノロジーには、縁遠い方達だと思うのですが、ハイテク放射線治療と言う難解な技術を、素人読者にもわかり易く解説し、さらに溝脇先生のプロフィールも織り込みながら、すごく良い記事にまとまっています。

京大が数年前にノバリスを導入したのは知っていましたが、新たな新鋭機器「TM2000」(IGRT:画像誘導放射線治療)を導入し、すでに稼働を始めているとか。兵庫先端医療センターにも、数年前、このプロトタイプが導入され話題になっていました。

「治療計画の作成に要する時間は2、3時間、難しいケースでは10時間以上・・・ちょうど、手術にかかる時間と同じくらい」
なるほど、そういう見方もあったんですね。

記事の最後の文章が良いですね。
「放射線治療医が見ているのは、コンピュータ画面のようであって、実は、患者さんの未来だ。」
こういう気の効いた結語は、我々理系人間にはなかなか書けません。

家庭画報という雑誌は、普段読むことはまずないのですが、このたびは事前に記者さんから、ちょっと相談を受けた経緯もあって、3月号をプレゼントしていただきました。
どこかでこの雑誌を目にする機会がありましたら、一度ご覧になってみてださい。