2011年2月1日火曜日

家庭画報3月号

本日発売の家庭画報3月号(P.237~241)には、”がん名医のいる病院 ~前立腺がん~” という記事が載っています。
前立腺がんの名医と言えば、泌尿器科医が登場することがほとんどだったと思うのですが、
ここで紹介されているのは、京大病院の放射線治療科(講師)溝脇尚志先生です。
家庭画報の読者層というのは、雑誌の雰囲気から連想するに、ややセレブなミドルエイジ奥様?
それは良く知りませんが、いずれにせよ、放射線治療のテクノロジーには、縁遠い方達だと思うのですが、ハイテク放射線治療と言う難解な技術を、素人読者にもわかり易く解説し、さらに溝脇先生のプロフィールも織り込みながら、すごく良い記事にまとまっています。

京大が数年前にノバリスを導入したのは知っていましたが、新たな新鋭機器「TM2000」(IGRT:画像誘導放射線治療)を導入し、すでに稼働を始めているとか。兵庫先端医療センターにも、数年前、このプロトタイプが導入され話題になっていました。

「治療計画の作成に要する時間は2、3時間、難しいケースでは10時間以上・・・ちょうど、手術にかかる時間と同じくらい」
なるほど、そういう見方もあったんですね。

記事の最後の文章が良いですね。
「放射線治療医が見ているのは、コンピュータ画面のようであって、実は、患者さんの未来だ。」
こういう気の効いた結語は、我々理系人間にはなかなか書けません。

家庭画報という雑誌は、普段読むことはまずないのですが、このたびは事前に記者さんから、ちょっと相談を受けた経緯もあって、3月号をプレゼントしていただきました。
どこかでこの雑誌を目にする機会がありましたら、一度ご覧になってみてださい。

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