2011年8月16日火曜日

四国遍路-2

【2日目:8/16 約31km】
吉野川を渡り、街並みを抜け、コンビニに寄りながら山裾に位置する十一番:藤井寺へ。
本堂の左からに登山口に取り着くと、木陰のひんやり感にほっとします。
しかし、まもなくいたるところからアブが出撃してお出迎え。
登り切るまでに、腕や脚3~4ヵ所を刺されました。
遍路ころがしと呼ばれる十二番:焼山寺には以前も来た事があるので、
途中の柳水庵や浄蓮庵の大杉など、記憶に残る景色には懐かしい思いがしました。


標高750mの浄蓮庵から、300m下ってまた250m登り返すと焼山寺。
納経所のお坊さんに所要時間を聞かれ、4時間半と答えると「健脚ですね」とのこと。
境内には杉の大木が多い。休憩所を借りて、街のコンビニで買ったおにぎりとパンを食べ、昼食としました。
下りの山道は快適で、旧遍路道を抜け出てほとんど車の通らない舗装道を歩いていると、
4時頃だったでしょうか、空が急にかき曇り、一転夕立となりました。
その時、生け垣の向こうから顔を出したお爺さんが、遍路休憩所を指さし「休んでいけ」という。
雨も激しくなってきたので、これ幸いと休んで居ると、お爺さんから缶コーヒーのお接待・・・
ありがたい!
この日到着した民宿でも、おかみさんが、汗で汚れた二人分の洗濯物を「遠慮なく出せ」といい、
洗濯までやっていただいた。
冷えた麦茶2リッターも卓上にデンと置いていただいたが、またたく間に乾いた身体が吸い取ってしまった。
途中から少し気になっていたのですが、私は左足裏に、ヨメさんは足の指にマメを作っていました。





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